ひろ@投資とお金の知識

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円が一時135円台!今週の相場は荒れそうですね。

円が対ドルで一時約20年ぶりとなる1ドル=135円に下落した。インフレ加速を受け、米金融当局が一段の金融引き締め強化を迫られるとの見方が強まる中、大規模緩和を続ける日本銀行との政策かい離を意識した円売り・ドル買いが勢い付いている。

  13日の東京外国為替市場では一時135円ちょうどを付け、2002年2月以来の安値を更新。次のポイントは同年1月末に付けた135円15銭で、これを抜けると1998年10月以来の円安水準となる。  

  10日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は予想に反して上昇し、前年同月比で40年ぶりの伸び率を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は今週14-15日の会合を含め少なくともあと2回、0.5ポイントの追加利上げを行う構えだが、市場ではインフレ対応で9月以降も大幅利上げを継続するとの観測が強まっている。

  一方、16-17日の日銀金融政策決定会合では金融緩和策の維持が見込まれている。あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、「欧州中央銀行ECB)も利上げに向っている中で、日銀は緩和継続、円安容認姿勢。投機筋が政策スタンスの違いや資源高による日本の交易条件悪化に改めて着目し円売りを進めている」と説明。「135円は一つのめどだが、ドル・円がどこでいったん天井を付けるのかなかなか読みづらい」と話した。

  政府と日銀は10日に国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を行い、「最近の為替市場では急速な円安進行が見られ憂慮している」と声明文で表明。「必要な場合には適切な対応を取る」とした。一方、米財務省は10日公表した半期為替報告書で、日本は11年以来為替介入を実施していないとした上で、「介入は非常に例外的な状況に限り、適切な事前協議の上で実施されるべき」と主張した。

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